火起こしのコツと手順をチェック!

アウトドアといえば焚き火でワイルドに暖をとったり、焚き火を利用してバーベキューをしたりと、火を使った楽しみ方がたくさんあります。
そこで、初心者でもできる着火材を使わない火起こしのコツと手順をご紹介します!

まずは乾燥した木の破片や枯れ葉を準備する
キャンプ場によく落ちている枯れ葉や枯れ草。乾燥したそれらは非常に着火しやすいものばかりです。
火がつくとすぐに燃え尽きてしまうので量はそこそこ必要ですが、モノ自体は無料なので、自然と触れ合いながら集められるのもキャンプの醍醐味と言えます。

もしも湿ったものばかりだったら
前日の天気模様によっては枯れ葉がビチャッとしててまったく着火しないことも…
そんな時はなるべく濡れていない少し太めの木の枝などを拾い集めて、鰹節のようにナイフで細かく削りましょう。多少湿っていてもこれなら着火しやすいです。

細い枝、太い枝、薪の準備
キャンプ場に落ちているもので賄えればいいのですが、薪が湿っていると火が消えてしまったり、湿り気のせいで激しく爆ぜることがあり、火傷の危険性があります。
そのため、薪は2束ほど事前に用意しておくと安心です。

いざ着火!
火を点けるのは普通のマッチやライターでもかまいませんが、オススメはメタルマッチです。
火花がうまく枯れ草に飛び移るように勢いをつけて擦り、うまく燃え出したら集めておいた細い枝と枯れ草の束へと消えない内に移動します。
細い枝に火が移り、火が大きくなれば次は太い枝を投入し、そして最後は薪をくべていきましょう。
ポイントは、枝と枝、薪と薪を重ねる時に隙間を作る事です。木の間に空気を含ませるイメージで山の形に重ねていくとよく燃えます。

火が安定したら
あとは火が弱くなれば薪を足し、強すぎたら火の中から薪を引いてゆったりと焚き火を楽しみましょう。

アウトドアを思う存分に楽しむためにも、火傷や事故には充分に気を付け、キャンプ場や周囲のマナーを守って満喫しましょう。
もちろん、消火や後片付けも忘れずに!