ガス燃料って?
シングルバーナーに使われるガス燃料は「LPガス」のことをいい、缶(カートリッジ)に充填されて販売されています。
日常生活でガスコンロを使う人も多いことから、一番直感的に使いやすい燃料といえるでしょう。
火力の単位はkcal/hで表記され、これは1時間に消費するガスのカロリーを示しており、数値が大きいほど火力が強くなります。
ガス燃料のメリット
メリット ①:取り扱いが簡単
カートリッジの着脱、着火消火、いずれもがワンアクションでできて簡単。
後片付けも手間取ることがなく、扱いやすさはナンバーワンです。
メリット ②:火力が安定
自然素材の燃料に比べると火の調整が簡単で、安定した火力を保つことができます。
メリット ③:携帯性に優れている
ガス缶は軽く、持ち運びがしやすいので、キャンプに持っていくには手軽で便利です。
ガス燃料のデメリット
デメリット ①:火力がやや弱い
外気温が低下すると、やや火力が不足になることも。
冬場には少し注意が必要です。
デメリット ②:コストが高め
CB缶は手ごろな価格で手に入りますが、キャンプ用バーナーに多いOD缶は価格が高めです。
ガスカートリッジの種類
ガスカートリッジは、その間の形状により、「OD缶」と「CB缶」があります。
■OD缶
各メーカーがアウトドアアイテム専用に販売しているガスカートリッジ。
「アウトドア缶」とも呼ばれています。
長所 | コンパクトで携帯性・収納性がよい |
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短所 | 互換性が低い。入手ルートが限られておりコストが高い |
実勢価格 | 250g:400円~500円 |
■CB缶
家庭用カセットコンロでもよく使われるガスボンベ。
長所 | 互換性が高い。手に入れやすいく安価 |
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短所 | 出力がやや弱い |
実勢価格 | 250g:100円~250円 |
おすすめガスシングルバーナー[OD缶]
イワタニプリムス P-153 ウルトラバーナー
ゴトクと足が一体になったシンプルなデザイン。
4本ゴトクで安定性がよく、軽量ながらハイパワー。
愛用者の多い定番のバーナーです。
サイズ | 750×880×300mm |
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重量 | 116g |
最大火力 | 3,600kcal/h |
スノーピーク ギガパワーLIストーブ剛炎
独自の防風対策がされており火が消えにくく、火の安定性が高い。
8,500kcal/hという最強の火力を持ち、寒冷地でも心配がないハイパワーバーナーです。
サイズ | φ240×205mm |
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重量 | 1800g |
最大火力 | 8,500kcal/h |
おすすめガスシングルバーナー[CB缶]
SOTO レギュレーターストーブ ST310
シンプルで扱いやすいのが最大の魅力。
ボンベ内の圧力低下で火力に影響が出にくく、圧電コードも内臓。
耐衝撃性も強いバーナーです。
サイズ | 170X150X110mm |
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重量 | 350g |
最大火力 | 2,500kcal/h |
SOTO シングルバーナー ST301
3本ゴトクで安定性が高く、さらに風防付でお湯を早く沸かせます。コンパクトに収納でき、携帯性に優れたバーナーです。
サイズ | 140×70×110mm |
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重量 | 640g |
最大火力 | 3,200kcal/h |
ユニフレーム ミニバーナー US-700
ステンレス製のボディはとてもタフ。
組立不要で使い方がシンプルなので手軽に扱えるコンパクトなバーナーです。
サイズ | 93×77×115mm |
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重量 | 315g |
最大火力 | 2,400~3,000kcal/h |