軽トラキャンプとは、軽トラックの荷台を利用してキャンプをするスタイル。
軽トラック“軽トラ”はコンパクトで低燃費、普段使いにも便利です。
荷台にはテントや幌、小屋などを設置して、寝室やリビングにすることができます。
自分好みにカスタマイズできるのも魅力のひとつ「軽トラキャンプ」
手軽で経済的で個性的なキャンプスタイルとして注目されています。

軽トラキャンプの魅力

自分好みのスタイルで気軽な軽トラキャンプには、以下のようなメリットがあります。

安くて経済的
軽トラは、キャンピングカーに比べて初期費用やランニングコストが低く、燃費も良いことが魅力。

個性的でかっこいい
軽トラの荷台は、自分好みにカスタマイズやアレンジができます。
幌やテント、小屋などを設置して、オリジナルなキャンプスタイルを楽しむことができます。

寝床がフラット&高床式
軽トラの荷台は平らで広いので、寝具を敷くだけで快適な寝床になります。
また、荷台は地面から離れているので、地面の冷気や湿気を感じにくく、虫や小動物の被害も防げます。

軽トラキャンプのデメリット

軽トラキャンプは手軽で個性的なキャンプスタイルですが、一方ではデメリットもあります。

居住空間が狭い
軽トラの荷台は、長さが約2.5m、幅が約1.4m、高さが約0.5m程度しかありません。
そのため、寝具や荷物を置くスペースが限られており、快適に過ごすのは難しいかもしれません。

設備が充実していない
軽トラの荷台には、電源や水道などの基本的な設備がありません。
そのため、ポータブルバッテリーやポータブルトイレなどを持参する必要があります。
また、冬場は寒さ対策も必要です。

パワーが出ない
軽トラは、軽自動車の規格に合わせてエンジンやタイヤが小さくなっています。
そのため、坂道や高速道路などで加速や走行が不安定になることがあります。
また、燃費も良くない場合があります。

定員が2人
軽トラは、運転席と助手席の2人乗り。
荷台にシェルを載せても、乗車定員は変わりません。
そのため、家族や友人と一緒にキャンプに行くことが難しくなります。

軽トラキャンプにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
軽トラキャンプをする前に、自分の目的や予算、期待に合うかどうかをよく考えてみてくださいね。

荷台に設置するテント

軽トラの荷台に取り付けて、寝室やリビングにすることができるテント。
荷台にテントを張ることで、雨風や虫から身を守ることができます。

テントキット
軽トラ用のテントキットは、フレームと幌がセットになっているもので、簡単に設置できます。
幌はカモフラージュやカラフルなデザインなどがあり、個性的にアレンジできます。

自作テント
自作テントは、自分でフレームや幌を作って、荷台に取り付ける方法です。
自分好みのデザインやサイズにカスタマイズできますが、工作の技術や時間が必要です。

テント泊と車中泊の中間のような感覚で、実は双方の良いとこどり。
自分好みの軽トラキャンプを楽しんでくださいね。