あなたはどっち派?アルコールストーブとシングルバーナー

キャンプでお湯を沸かしたり、調理をするのに欠かせないアイテムとして思い浮かべるのがこの2つ。

コンパクトで持ち運びしやすい“アルコールストーブ”と、火力が強い“シングルバーナー”です。

今回は、アルコールストーブとシングルバーナーの特徴やおすすめの用途、それぞれの違いをまとめてみました!

なんといってもコンパクト!アルコールストーブ

荷物の軽量化に最適なアルコールストーブには以下のような特徴があります。

なんといってもコンパクト!アルコールストーブ
画像提供:@moritoyama_51

軽くてコンパクト
アルコールストーブは非常に軽量で、持ち運びが簡単。
セットで使用する五徳や風防もコンパクトなので、小さなクッカーの中にも楽々収納できます。
また、燃料を好きなサイズの容器に詰め替えて持っていくことができるのも嬉しい!

使い方が簡単
燃料を入れて着火するだけなので、簡単で気軽に使うことができます。
お湯を一杯分だけ沸かしたいときなど、ちょっとした使い道に便利。

安定して使える
シンプルな構造なので故障する心配が少ないのが特徴。
アルコールストーブは燃料が気化しにくくなる寒い状況でも、火がつかなくなったり、火力の低下がないため、安心して使用できます。

独特な雰囲気
アルコールストーブの揺れる炎は、とても独特。
焚き火やロウソクの炎を見ているような静かな時間には、リラックス効果もあります。

アウトドア愛好者には魅力的なアルコールストーブですが、一方でこんなデメリットも。

火力が弱い
アルコールストーブは火力が弱いので、シンプルな調理には問題ありませんが、炒め物や鍋料理など、手の込んだ調理の場合には火力が十分でない可能性があります。

火力調整が難しい
アルコールストーブは火力調整の自由度が低く、強火と弱火を簡単に切り替えることはできません。
微妙な火力調整は、消火フタやスライドシャッターがあるモデルが便利です。

風に弱い
アルコールストーブの炎は風の影響を受けやすいのがデメリット。
セットで風防を用意して強風対策をすることが大切です。

アルコールストーブのメリットを活かして、気軽で自由なキャンプを楽しんでくださいね。

火力で勝負!シングルバーナー

キャンプ飯を充実させたいならシングルバーナーがおすすめです。

火力で勝負!シングルバーナー

火力が強い
シングルバーナー最大の魅力は強い火力。
火力調整もできるので弱火でお米を炊いたり、強火で炒め物をしたり様々な調理をすることができます。

優れた耐風性
山や湖畔など、風が吹きやすい場所でのキャンプにシングルバーナーは最適。
強風の状況下でもストレスなく調理をすることができるのは嬉しいですね。

一体型と分離型
ガスカートリッジの上に直接設置する一体型のシングルバーナーは軽量でコンパクト。
また分離型は、ガスカートリッジとヘッドが分離しているため五徳の位置が低くなり安定性があるのがメリット。
大きなクッカーを乗せても安心して使うことができます。
自分のアウトドアスタイルに合ったシングルバーナーを選びましょう。

シングルバーナーのデメリットは

価格が高め
アルコールストーブに比べるとシングルバーナーの燃料コストは約2倍から3倍。
ですが、CB缶タイプだと家庭用カセットコンロが使用できるため比較的低価格で購入することができます。

サイズが大きめ
持ち運びについてもアルコールストーブより負担が大きくなります。
シングルバーナーの中でも一体型タイプはコンパクトで軽量のものが多いのですが、アウトドア専門でしか取り扱いがないのがデメリットと言えます。

シングルバーナーは用途に合わせて様々なタイプがあります。
自分のキャンプスタイルに合ったモデルを購入して、大自然を思う存分満喫してくださいね。